心理学研究科長
中田 洋二郎

立正大学大学院心理学研究科の構想と課題
時代が求める[心]の問題に広く、深く、柔軟に対応する
 立正大学大学院心理学研究科は、立正大学大学院の7番目の研究科として、2004 年度に新しくスタートしました。本専攻は2004 年4 月5 日付けで、財団法人日本臨床心理士資格認定協会より心理学研究科臨床心理学専攻を対象に「臨床心理士」受験第1 種指定校として認可されています。
  心理学研究科は、修士課程の臨床心理学専攻と応用心理学専攻の2 専攻および博士後期課程の心理学専攻から構成されています。
  修士課程の臨床心理学専攻では、現在社会的に非常に要請度の高い高度な知識と能力を有する心理援助職の専門家の養成を目指しています。カリキュラムは臨床心理士指定大学院第1 種のカリキュラムに合わせて編成されており、理論と実習を組み合わせた学習に力点を置くと同時に臨床心理学の広範囲のカリキュラムの充実を図り、個性を伸ばす個別指導に力を注いでいます。
  応用心理学専攻は、認知・行動・社会・対人・教育などの心理学の主要領域をカバーし、理論的・実証的研究に重点を置いたカリキュラムが編成されており、国際化・高度情報化・少子高齢社会の進展に幅広く、かつ柔軟に対応し得る専門的な情報管理スキル、教育スキル、社会的スキルを有した人材の育成を目指しています。
  博士後期課程では、臨床心理学、行動心理学、対人心理学、教育学などの最新の充実した専門的理論と実践的方法論が学習できるカリキュラムと博士号を取得できるよう個別指導に重点をおいています。また、研究成果を国内外の学会発表・学術誌への寄稿などを通じて行えるよう支援し、深く広い研究活動の推進に努めています。
  今、大学院も時代に応じて、大きく変化しつつあります。そのような時代の要請に対応できるよう、本大学院は今後も一層の充実を目指しています。